2016年6月1日水曜日

ドラえもんの魔境探しとディープラーニング

ゴールデンウィークに子どもと「ドラえもん のび太の大魔境」を見ました。(amazon prime videoです。)リメイク版でしたが、基本的なシナリオは旧版と同じ。子供の頃何度も見た作品です。でもこまかいストーリーはすっかり忘れていました。

驚いたのは、のび太とドラえもんが未発見の秘境を探す手段が、
「自家用人工衛星でアフリカ大陸の膨大な衛星写真を撮影し、プリントアウトして目視で発見する」
というものであったこと!(1枚の写真あたり3km^2の分解能で、9,300,000枚程度)

結局のび太もドラえもんも膨大な目視に疲れてしまい、犬のペコが根性で遺跡を見つけることになります。

普段「SFを追いかけているようではだめだ」と標榜している私ですが、「膨大な衛星写真から顔認識技術で人面岩を探す」プロジェクトを着想した時の私の脳の片隅に、このアニメの記憶があったかもしれないことは否定できません・・
大変な衝撃を受けました。

ドラえもん、君の処理系にはディープニューラルネットワークに基づくパターン認識機能は実装されているのかい?それとももっとすごい技術なのかい?
どちらにせよ、印刷して目視しなくてもいい仕組みがあったんじゃないかな。





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